@宅老所の誕生
 
『高齢者が地域の中で、安心して生活を営むことの出来る場所を提供する』という考えから生まれた『家』を前提とした施設である。
子供を預かる場所=「託児所」に対して、高齢者に自宅にいる雰囲気を出していただき、その中で安心・安全に配慮した場所=「託老所」(造語)
託老所…託児所の高齢者版として作られた言葉で、ミニデイサービス・グループホームなどの意。
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宅老所…単なる「委託」ではなく、「自宅」と同じ様に過ごしていただきたいという願いをこめて、あえて「宅」の文字で。
 
A宅老所の特徴
 
痴呆などの疾病・障害などにより、介護の必要な高齢者向けに、日中の通い(デイサービス)や短期宿泊サービス(短期入所)などを主に提供する小規模施設(ユニットケア)である。グループホームとの違いは、居住を前提としておらず形態や介護内容もさまざまではあるが、家庭的な雰囲気と少人数制をいかした介護が行われている。
   


宅老所には制度的な定義はありません。民家を改造して自宅に居るような安心感の中で高齢者をお預かりする施設であります。特徴は、「地城密着型」であり、「小規模」であること。そして個別支援に対する「多機能性」を持っているとういことです。もともとが地域の高齢者のお世話をしようと、住民によって自発的に始まったサービスであるので、地域社会とのつながりが深く、施設も利用者も特別養護老人ホームや老人保険施設に比べると小規模になります。また、サービス内容も通所から短期宿泊、長期滞在・さらに自宅へ訪問しての生活支援まで、利用者の要望によって柔軟に対応することが出来ます。


まごのて宅老所
痴呆ではなくても、少人数で高齢期を共に過ごしたい方が対象です。希望があれば、さまざまな形で利用可能です。
 一人暮らしでさびしい方・家族が留守になる数日・日中お茶のみに等々、自由な形で利用できます。ご利用は予約制です。


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